タランドゥス・オウゴンオニの採卵セット

低添加カワラを使った産卵セット

当店で販売している低添加カワラを使った産卵セットを紹介します。

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方法は至って簡単!

穴あけスコップを使って♀が入るくらいの穴を開けます。交尾済みの♀にエサを十分与えてこの穴に入れるだけです。翌日にはご覧のように

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このまま2~3週間放っておいて♀がエサを食べに出てきたらフタをして後は1~2週間食痕がでてくるまで待つだけです。

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このように食痕が確認できたら割り出しをします。タランドゥスの場合は♀はいつまでも潜っていますので無理に取らずに食痕が出たら一緒に掘り出しましょう。

このセットのいいところは、

①すぐ使えるというところです。冷蔵庫で保管していたボトルでも翌日にはセットを組めます。

レイシ材を使ったセットでは使える状態にするのに1ヶ月程掛かる場合や置き過ぎて使えなくなるばあいがあります。

②幼虫がマットを食べずに孵化後すぐに菌糸を食べます。低添加カワラは菌糸が強くないのでレイシ材のように菌糸に卵や幼虫が巻かれることもなく幼虫が大きくなるまで安心して菌糸の中で過ごさせれます。

マットで管理した幼虫の中にはカワラ菌糸に入れてもなかなか菌糸に慣れない幼虫がいます。

③管理がしやすく、コストもかからない。

セットを組むのも小ケースで組めますし、♀を取り出せばフタをして重ねて置く事も出来ます。

以上のような点から当店ではこちらの方法をお薦めします。当店で販売しているオウゴンオニやタランドゥスはこの方法で採卵しています。

当店で同じく販売している大夢のカワラはこの方法はあまり向いていません。

成虫は大きく育ちますがその分、弱令幼虫や卵は菌糸に巻かれて死んでしまうことがあります。大夢のカワラを使うのならレイシ材と同じように1ヶ月程常温で管理して菌糸が少し弱ってからお使い下さい。しかし、劣化しすぎて使えないこともありますのでご注意下さい。

幼虫飼育は大夢KやS添加カワラをお使い下さい。この低添加カワラはホソアカ・フタマタ・シカの幼虫の飼育にお使い下さい。ウッディーに使われても効果は絶大です。

飼育方法等何でもご質問下さい。

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砂埋めレイシ材の産卵セット方法

砂埋めレイシ材の産卵セット方法を紹介したいと思います。

主にオウゴンオニやニジイロの産卵セットに使いますが、ヒラタは勿論産卵しにくい種や柔らかい材を好む主にはかなり効果があります。

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Img_5175_small砂埋めレイシ材は切り口両面が非常に硬く、割り出しの時カット両面の非常に硬い部分に幼虫がいたりして割り出しに大変苦労します。セット時にはこの面をカットしてお使い頂くことをお薦めします。

そこで当店で両面カット済み砂埋レイシ材を販売しております。どうぞ、お求め下さい。両面カットしますので長さは12センチ前後になります。カットしてない物と比べますと加水も非常に短く5~10分で加水できます。                                                 カットしてないものでしたら半日~1日かかり、加水しすぎるという事もよくあります。一度加水しすぎるとなかなか水分が抜けませんのでお気をつけ下さい。

以下に加水方法を紹介します。

   Img_5179_small_2                       

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加水して直ぐは左のように殆ど浮いた状態ですが、上からおもしをして5分前後で右のように8割程度沈むくらいが丁度いいと思います。

材の状態により、2~3分でいい場合もありますが10分程掛かる時もありますので小まめに沈み具合を確認してください。

その後、微粒子の乾燥したマット(SPマット<産卵セット用>)に1日埋めて水分を飛ばしてください。このとき使ったマットは後で埋め込みに使います。安価な状態の悪いマットに埋めるよりは陰干しをお薦めします。

1日たてば材を1度取り出し、マットを混ぜて改めて埋め込みます。乾燥したマットが材の水分を吸っていい具合に埋め込み出来ます。

埋め込みマットでも十分産みますがヒラタのセットには適していません。

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ご覧のようにカットしますと芯の大きさが一目瞭然です。

ヒラタなどは芯がないほうがいいのですが材に坑道を掘り産卵するオウゴンオニなどの種類は芯を背に産卵していきますのである程度芯がある商品をお求め下さい。

ご注文の時は芯がないほうがいいか、あるほうがいいかをお伝え下さい。御希望のない時はランダムに発送させて頂きます。

 

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タランドゥス・オウゴンオニの産卵セット

お客様からよくご質問のあるタランドゥス・オウゴンオニの採卵セットを紹介します。

用意するものは、Q-boxマットレイシ材、ドライバーetc。セットにはカワラ材を使われる方もいますが当店で販売している物に関してはタラ、オウゴンはレイシの方が良く産みます。オウゴンは砂埋めレイシ材もつかいますがその方法は後日紹介します。

Img_4000 まず、レイシ材から茸が伸びてくるまで常温で1~2週間おきます。そうすると材が程よく柔らかくなって♀の好みの硬さになります。買ってすぐですと硬くて♀が潜れません。

Img_4003 こうやってドライバーの先がささるくらいの柔らかさがいいです。置き過ぎてズブッとはいるくらいまでおくと使えません。

Img_4004 芯を避けてドライバーで穴を開けます。当店では電気ドリルを使用します。♀がスッポリ入るくらいの穴を開けます。

Img_4006 菌が再びまわり一晩で材は真っ白に!それに伴い醗酵熱が出てQ-boxの中は多湿状態になりますので当店では一晩フタを開けて水分を飛ばします。マットは埋め込みマットを使っていますが乾燥気味にしてケースのした2~3センチほどしきます。その上に材をおきます。

Img_4007  ♀の体半分を穴に入れてやるとすぐに潜っていきました。このまま数週間待ちます。オウゴンは出てきてもまた入ったりしますがタランドゥスがすぐに出てくるようなら未交尾か材が気に入らないかですので再度やり直しです。穴を違うところに開けると入る場合もあります。

管理温度は23~25℃くらいでいいでしょう。20℃を下回ったり28℃を超えたりしないようにお気をつけ下さい。

♀は一度産卵モードに入ると餌を食べずに産み続けますので何度もセットする方は途中休憩を取らせないように注意してください。一旦休憩するとなかなか産卵活動に入らない場合があります。

Img_3998 3週間ほどで割り出すとご覧のように卵での回収となります。これはタランドゥスのエメラルドグリーンの卵です。なんだか、神秘的な色です。幼虫で回収するなら1ヶ月以上は待ってください。しかし、その場合も何個かは卵での回収になると思います。

Img_3999 卵で回収すれば弱令幼虫用のマットで管理してください。当店では超微粒子のSPマット(産卵セット用)で管理しています。側面や底面に卵を入れる穴を開け卵が覆われていた材の削りかすで卵を囲んでください。

1~2週間で卵は孵化し、そのまま1ヶ月程プリンカップで管理し、2令になるとカワラ菌糸カップカワラボトルに移してください。カワラは菌が強いので初令で移すと菌にまかれて死亡するケースがあります。半年から1年で成虫になります。幼虫飼育の経過は後日UPします。

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